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著者:Ionut Griga
2026年4月10日

GS1 QRコードとは?Digital Linkと通常のQRの違い

商品ページを開くQRと、レジで商品を識別するバーコードは同じではありません。GS1 Digital Link、GTIN、短縮URLの違いを解説します。

GS1 QRコードとは?Digital Linkと通常のQRの違いのカバー画像

商品ページを開けるQRコードが、そのままレジ用のGS1バーコードになるわけではありません。作成ツールを選ぶ前に、「オンラインの情報を見せること」と「小売店のシステムで商品を識別すること」を分けて考えましょう。見た目が似ていても、画像に記録されているデータは異なります。

「GS1 QRコード」の意味

GS1 Digital Link URIを格納したQRコードは、GTINなどのGS1識別データをウェブアドレスの形式で保持します。GS1の2Dバーコード解説で概要を確認できます。

技術用語のGS1 QR CodeはFNC1モードを使う形式を指します。通常のQRにDigital Link URIを格納する方式とは別です。GS1 Digital Linkの規格も両者を区別しています。バーコード制作会社には、どちらが必要か正確に伝えてください。

Digital Linkの例

GS1の規格には、次の例が載っています。

https://brand.example.com/01/09520123456788

01はGTINの項目を示します。これは規格を説明するための例で、あなたの商品に割り当てられた番号ではありません。動作する商品ページのデモでもありません。この番号を自社のパッケージにコピーしないでください。

CreateQRの動的QRとの違い

CreateQRの通常の動的ウェブサイトQRには、次の形式の短縮URLが記録されます。

https://createqr.app/r/{code}

波括弧の部分は各QR固有のコードを表すもので、そのまま入力する文字ではありません。読み取り後にサーバーが保存済みのリンク先へ転送します。商品説明ページへのリンクを後から変更したい場合に使えます。

ただし、リンク先にDigital Link URIを設定しても、そのGTINが印刷されたQRに追加されるわけではありません。デコーダーが最初に読み取るのはCreateQRの短縮URLです。ブラウザーで後から転送されても、その画像が小売用途のGS1適合シンボルに変わることはありません。

このため、CreateQRの通常のジェネレーターで作成したことは、レジ用のGS1認証を受けた証明にはなりません。消費者向けのページを開く用途なら、ウェブサイトQR作成画面を利用できます。レジでの商品識別は別の要件として扱ってください。

パッケージを印刷する前に

  1. 正しい商品識別番号と必要条件を、GS1の組織および取引先の小売店に確認します。
  2. ダウンロードした画像に実際に何が記録されているか、制作会社に確認します。最後に開いたページだけで判断しないでください。
  3. バーコードの検証に加え、実際の印刷サイズと予定している店舗の機器で読み取りを試します。スマートフォンで開けても、レジで使える証明にはなりません。
  4. ウェブの転送先を管理する人と、将来のパッケージ変更を承認する人を決めておきます。

QRが開けるという理由だけで、既存のEAN/UPCを取り除かないでください。GS1の移行に関する案内では、すべての小売システムがこれらの2D形式を処理できるわけではないと説明されています。